温活の季節、女性には女性に合った温活法を!

朝晩の気温が少し落ち着いてきて

長らく続いた猛暑からようやく解放される時がやってきました。

 

 

今年の夏はセラピストの皆さんも、

施術に加え、自己管理も大変だったのではないかと思います。

 

 

ここから先は

『温活』を意識する時期に切り替わってきます。

 

サロンをされている方は、毎年

温活や冷え対策について

お客様にアドバイスをすることも多いと思いますが

 

女性には、女性に合った温活法がある事をご存じでしょうか?

実は、ただ温めるだけでは、女性の冷えは改善されにくいんです・・・

 

 

というのも、温活や冷えの改善には

体を隅々まで巡る血流が必要です。

 

しかし女性は、毎月の生理で血を排泄している事から

ほとんどの女性が血液不足に陥っています。

 

(ちなみに1回の月経期間で排泄される経血の量は

20~140mlと言われています。)

 

 

その状態で、温めたり、流したりしても

流れるもの自体がないので、

改善されるはずがありません。

 

 

川の流れをイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、

水量がちょろちょろしかない川では

どんなに流そうとしても、川は流れる事が出来ません。

 

それが体内で起きてしまえば

貧血を起こしたり、気分が悪くなる事も・・・

 

 

そのため、女性の温活や冷え改善については

まずは流れる血量を補う事がスタートになります。

 

 

それでは、血を補うにはどうしたらよいか?

 

まずは

①食事で鉄分を補うことです

 

赤身のお肉やお魚・ひじきや黒豆

また、東洋医学では、骨付きの鶏肉や赤い食材(なつめ・クコの実・小豆)なども

血を補う食材と言われています。

 

 

そして次に

②胃腸を労わる事です

 

特に夏は、冷たい飲食が多くなる事から

冷えにより胃腸が疲弊しています。

 

内側から胃腸を温めたり

プチ断食などもいいでしょう。

 

また、日常の食事も

お腹が空いてから次の食事を摂るようにすることが大切です。

 

 

そして最後に

③流れやすいサラサラな血をつくるという事

 

どんなに血が増えても

ドロドロの血液では、流れも悪くなります。

 

水分が足りなかったり

質の悪い悪い脂の摂取が多くなったり

汗をかく習慣がないと

 

血が汚れて、ドロドロ血液になってしまうので

注意が必要です。

 

 

 

これらのことを踏まえて

その次のステップとして

 

温める・血を流す

といった取り組みをアドバイスしましょう!!

 

 

ちなみに、女性は女性ホルモンのリズムによって

基礎体温が変わりますし、体調も異なります。

 

温めなどの温活・発汗をお勧めするのは

生理後の女性ホルモンエストロゲンの時期に!

 

 

また、更年期世代の女性の場合

体内に熱がこもったり、

ホットフラッシュも起こりやすくなるので

じんわり低温で温めることが大切。

 

さらに、交感神経のスイッチがオンになる事で

末端に冷えを感じやすくなるので

手浴や足浴なども取り入れてみましょう!

 

 

これからの季節の、サロンワークや

お客様のアドバイスに、是非お役立て下さいね。

 

 

血流は、呼吸から取り入れた酸素や

食事から摂取した栄養を運ぶ役割もあるので

女性ホルモン的にもとても大切な存在です。

 

さらに、そのホルモンを運ぶのも血流の働きなので

バストアップにとっても欠かせない存在です。

 

 

女性のケアに携わるなら

女性に特化した知識やスキルを深める事で

女性特有のお悩みも改善されやすくなります。

 

 

みんなと同じように

『温めましょうね』とアドバイスするのではなく

 

より深めたアドバイスを取り入れて

お客様の満足度を高めていきましょうね!!

 

 

 

ビューティフルボディセラピスト協会

代表理事 中村ひろ美

 

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